La Bridoire Belt

ビスケットオーブン用Zベルトを製造する唯一のフランスメーカー

当社はフランス/サヴォワで、トンネルオーブンのビスケット焼成用に最適なライトメッシュタイプのZベルトを製造しています。Zベルトは軽量で取り扱いが容易、熱慣性が低く省エネ、また耐久性に優れ長寿命で、世界中の著名なビスケットメーカーで使用されています。カーボンスチール製のワイヤーで作られたこのベルトは、最大幅1.55メートル、最長300メートルの長さまでお納めが可能です。

社名の変更

1919年創業、フランスのビスケットオーブン用メタル製メッシュベルトのメーカーである「Agrati La Bridoire (旧PTB) 」は、2023年4月、LTLホールディングスの傘下に入り、社名を「La Bridoire Belts」に変更しました。

ドローム県クレストに本社を置くLTLホールディングスは、TISSMETAL社とMCCI–Métal Concept C Industrie社から構成され、100年以上にわたりフランスのメタル製メッシュベルト業界のリーダー企業として同業界を牽引してきました。

会社沿革

La Bridoire Beltsの元祖ともいえる最初の会社「メゾン・マージュ」は、メタルベルトを製造するために1840年にリヨンで設立されました。19世紀末、同社はエギュベレット湖の急流の水力を利用するため、ラ・ブリドワールに移転しました。新しい会社は、後継者の名前である「ポール・トゥーラス&シー」を引き継ぎました。

第一次世界大戦後、「プロデュイ・トレフィレ・ド・ラ・ブリドワール = PTB 」という新会社が設立されました。これは、エタブリスマン・トゥーラス社と、ラ・ブリドワールの有利な電気料金を利用するために同地に移住してきたレヴァン氏のねじ工場が合併して誕生したものです。以来、ベルトとねじを製造するこの2つの会社は、ラ・ブリドワールで共存しています。 前身のPTB社は、鉱山用コンベアベルトと、国際市場向けに金網を供給していました。

Zベルトの誕生

1960年代、 Zベルトは工業用ビスケット工場向けに開発されました。軽量化、優れた耐久性、また低い熱慣性、そして最適な熱風循環といったニーズに応えるもので、これらの特性と長年の経験により、ビスケットオーブンの分野で瞬く間に世界的なリーダーとしての地位を確立しました。

メタル製メッシュベルトを専門とする産業展開において、フランスのリーディングカンパニーであるLTLホールディングは、Agrati La Bridoireと合併することで、オーブン用メタル製メッシュベルトのラインナップを完成させました。

LA BRIDOIRE BELTS社は2023年4月にZベルト事業を買収しました。

Zベルトの特長

当社では、前述のとおり 重量、サイズ、厚さ、熱慣性、またメッシュを通る熱風の循環といった必要な技術的特性に応じて、主に4種類のZベルトを製造しています。

すべてのZベルトは、厳格な品質基準に基づいて製造されています。ベルトの柔軟性を高め、小径のドラムを含む駆動ドラムとの接触を改善するため、縁部はループ状に加工されています。また、縁部の仕上げ(折り曲げ)加工により、側面ガイドやオーブンのブレードによるベルトの損傷リスクを低減しています。

この製造技術により、ワイヤーを高精度に整形し、ベルトの強度を維持したままメッシュの開口率を向上させています。その結果、オーブン内での熱風循環が改善され、製品を迅速かつ均一に焼成できるほか、Zベルトをより清潔に保つことができます。

ループ状の縁部(厚さ+8/10mm)
・エッジの寿命を延ばす(摩擦に対する耐性が向上する)
・他の金属部品との接触時の振動を防ぐ
・取り扱い中の作業者を保護する

技術データ(寸法)

ベルトの設置・起動

メッシュベルトは複数の接続用コイルと合わせて納入されます。ベルトをオーブンに設置する際には、オーブンの長さ(前後のドラムの距離)に合わせて、駆動ドラムに十分なストロークを確保しつつ、ドラム上でベルトが滑らないようにテンションをかけながら、最長めにベルトを切断し、最先端・後端部を接合します。 その際ベルトの進行方向に間違いがないかも確認します。 ベルト設置後、常温のままベルトをゆっくり進行させて動きを確認し、問題がなければその後徐々に加熱して蛇行や延長の調整を行って実際の生産へ移行します。 詳細は本製品の取り扱い説明書をご参照ください。

推奨事項

通常の生産条件下では、ベルトは3年ごとに交換することをお勧めします。 より集中的な使用や非常に高温のオーブンでのご使用の場合は、寿命が著しく短くなります。

各ベルトはお客様の要望(特に幅と長さ)に合わせて製造されるため、通常、納期は6~10週間ほどかかります。 その為、新規のプロジェクト、また新しいベルトへの交換を計画されている場合は、早めのご準備をお勧めします。